家族の歴史を刻む琉球ガラス表札
Glass Worksちゅきのブログ
2017.03.08
表札は代々の子供へ受け継ぐ宝物


徳門さんご夫婦は、二度目のお越しです。
ご自身の結婚式に、ご両親へプレゼントする表札を作ります。
前回は旦那様のご実家でしたが、本日は奥様のご実家の表札です。

「前回と制作担当を取り替えます!」
と言いますと?
「大胆な作業は私向きで、細かな作業は夫向きだと、判りましたっ。」
(笑) なるほど。

「オレ無口だけど。ちょーたのしいから!」
「あーやっぱり。そっちの作業の方があってるもんね。細かいし。」
「前回より、スゲー楽しい・・。」



ではガラスをカットしましょう。
ガラスカッターで筋を付けた線に沿って、竹串を置きましょう。


竹串を中心に両手を置いて、体重を乗せます。

「ふんっ!!」
バシッ!!
割れたね~。(*^▽^*)
「ふい~(*_*; よかった・・。」

表札を留める金具用に、穴を開けましょう。

ガラスには、裏と表があります。
水がハジクのが裏面ですよ。表面に文字を描きましょう。

マスキングシールを剥がして、ガラス板に貼り、ガラス色材で苗字を描きましょう。

表札の背景をガラス色材で自由に描きましょう。


ガラスにマスキングシールを貼るのですが、お二人で貼り付けた方が
良いかもしれませんね。




シールを貼ったら、苗字にガラス色材で塗りましょう。

乾いたらシールを剥がして、滲んだところを綿棒できれいにふき取ります。


仕上げに、絵を描きます。
なぜサトウキビなんですか?
「おじーちゃんが以前サトウキビをしていて、今はやっていないけれど、忘れたくないなと
思って、描いて残そうと思って。」
素晴らしいですね!
旦那さんの表札は、屋号が描かれて、奥さんの表札は家の歴史が描かれている。
何てすばらしい表札でしょう!感涙(ノД`)・゜・。


「お~!イイじゃない~。」
「やった!」
一枚目の背景を描いたガラス板に、苗字やサトウキビの描かれたガラスを重ねて
バランスを確認しましょう。

「おー!すごいんじゃない。」
「もうね、玄孫まで使ってもらいたいよ!」
はい!傑作だと思いますよっ。

いかがでしたか?
「今回は作業を逆にして良かったね!」
「は~ぁ。やった感がある。」
私も出来上がってホッとします。どうもありがとうございました。
後日出来上がった奥様のご実家の表札です。
素晴らしいご家族の歴史が描かれた表札になりました。

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