お母さんと星砂
Glass Worksちゅきのブログ
2013.10.15
ご存知のように、星砂をガラスに閉じ込めたガラス製作体験を
ご案内しています。
時には星砂以外に、「へその緒」「歯」「骨」などなど・・。
皆さまそれぞれ、閉じ込めたいものがあるのだな～、と思いました。
その中で、お母さんの遺骨をそっと持ち続けている方が「閉じ込めたいの」と
いらっしゃいました。
やりましょ、やりましょ♪
生前のお母様は、ご苦労されながら育ててくれて、明るい優しい方だったそうです。
海でシーガラスを拾うことが好きで、今もあるのよ～と、話してくれます。
星砂に囲まれていたら、お母さんが喜ぶと思って、と
作りに来てくれました。
青いガラスが好きだったと思うの・・。
作業をしながら、お母様のお話をしてくれます。
ご自分が子供のころの話、そして、近年の話で楽しかったことを話されるのですが
つい昨日あったように、面白く話してくれるので、涙を浮かべて笑い転げながら
作業を進めます
「あら！かわいい～♪
出来上がりが楽しみだわ～。」
はい、お預かりしますね。
その後も、生前のお母様のお話も含めて、色んなお話をして頂きました。
本当にお話し上手な方で、一度もお会いしたことがないお母様が
親戚の人みたいに身近になってしまい、最後はお互い泣き笑いをしながら
「きっと、喜んでくれるはずよ！ぁ、私が嬉しいのか 笑）」
楽しい時間を過ごしました
後日、作品が出来上がりましたで、ご連絡しましたら、「今から行くわ」と
お見えになりました。
お母様と星砂が一緒ですね～。
「あら？ぽこってなってる。」
そうですね～、空気を吸って後なのでしょうか、エアーが残っていますね。
「母はおしゃべりだったからねー・・笑」
気に入ってくださり、よかったです。
「紐を通して、シャツの下にいつも、身につけていられるわ。うれしい。弟に自慢しよう！」
そうそう、弟さんと仲が好いですよね。
楽しい時間をありがとうございました。
沖縄 恩納村 真栄田岬近く GlassWorksちゅき 星砂ガラス製作体験でした
