装飾琉球ガラスへの挑戦
Glass Worksちゅきのブログ
2021.04.10
金彩琉球ガラスコップへの挑戦
ご無沙汰をしております。
お越し頂き、どうもありがとうございます。
子供の受験が終わり、入学式を終え、やっと一息ついている、この頃です。
コロナ禍で、いつもの生活が、いかに貴重であったかと、しみじみと思い至るわけですが、
当工房の様々なガラス体験も、皆様が安全に楽しめるプログラムへと、変化しております。
例えば、短時間でも楽しめるように、事前にガラスを切って準備をしたり、
ジンベイザメやイルカを加工してすぐ作れるようにしたり、
キッズ体験を除いて60分でやり切って頂くようにしました。
また、コロナ感染拡大予防の清掃時間を設け、11時、14時、16時の3つの時間で
ガラス体験を楽しんで頂けるように予約制をお願い致しました。
旅行の日程もありますのに、ご協力を頂き、皆様には感謝申し上げます。
どうもありがとうございます。
お問い合わせやご予約のお電話を頂くと「琉球ガラスコップは作れますか?」と聞かれます。
当工房は、コップは作れないので、他の工房様をご案内いたします。
しかしながら、ご期待に答えねばと試行錯誤の中、沖縄県内の琉球ガラス工房様のコップに
金彩で華やかに模様を入れるって、楽しくね?と考えました。
ビールや炭酸水、麦茶を飲みたいコップ
市販のコップに、金彩模様を貼って、焼き上げていく金彩琉球ガラスは、洗ってもはげ落ちる事はありません。
コップは、ビールや大きな氷を入れて炭酸水にライムを絞って飲みたい派。
ゆっくり飲むので、コップを眺めながら飲みたい派。
割れにくく、使い勝手が楽な現実派、 などなど、手に取る皆様の派閥があると思います。
そこで、当工房が推しの琉球ガラスコップとは
① 沖縄県内で地道に昔ながらの製法で作っている琉球ガラスコップ
② リサイクル資材を使って、環境に配慮した製造方法である琉球ガラスコップ
③ 握りやすく、使いやすく、食洗器は使えないけれど、ビールや麦茶、ウイスキーまで幅広く使えるデザイン
以上を考えて、ご家族皆さんで使えるコップを目指すことにしました。
影も漂う、沖縄の海を飲むコップに
*恩納酒造所「万座」泡盛のロゴ
琉球ガラスコップの魅力は、朴訥としたぬくもりを感じるガラスコップだと思います。
機械工程にはない、仕上げまで人の手で行う技と、多少のゆがみも温かく感じるのが魅力です。
琉球ガラス体験では、へなちょこな作品になったり、職人さんが仕上げてきれいなコップになったり、
やっぱり、イチから職人さんが作った琉球ガラスコップを買ったりと、悲喜交々・・。
当工房では、職人が作った琉球ガラスコップに、様々な金彩柄をお客様が選び、模様を作り
仕上げに焼き入れて、お客様にお渡しする、装飾琉球ガラスコップを目指そうと考えています。
職人さんの作ったコップに、ご自身で華やかに、金彩を用いてオリジナルの金彩琉球ガラス体験をご提供したく思います。
近々、詳しくお伝えできればと思います。
それでは、また。
どうもありがとうございました。